【2026年版】ABテストツール12選!無料で使えるツールや機能を紹介

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Webマーケティングにおいて、施策の効果測定は欠かせません。
加えて、その施策に本当に効果が見込めるのかを事前に把握することも重要です。
例えば、A案とB案のキャッチコピーではどちらがより高いCVRを見込めるのか、商品単体の写真と商品を使っている人物入りの写真のどちらがより効果的なのかなど、机上でいくら考えても分からないことを確認するためには、ABテストが効果的だとされています。
本記事では、ABテストを効率的に実施できるツールを紹介していきます。
目次
まず押さえておきたい ABテストとは?

まず、そもそも「ABテスト」とはどのようなものかを確認しておきましょう。
ABテストとは、Webサイトや広告などをAとBの2パターン用意することで「より高い成果を得られるパターンはどちらか」を検証するテストです。
よく行われるのは、キャッチコピーの比較やビジュアルの比較ですが、あえてこれらを固定し、異なるセグメントのユーザーに対して実施して、有効なターゲットの把握を行うケースもあります。
基本的には「ABテスト」という名が示す通り、2つの要素を比較するケースがほとんどですが、3つ以上のパターンを用意したテストも可能です。
ABテストの基本情報については、こちらの記事もぜひご覧ください!
ABテストを行うには?
ABテストを実施するには、まずテストしたい対象を明確にし、テストプランを策定する必要があります。その際に、ターゲットとなるユーザーも選定します。
選定するABテストのユーザー数は統計的に意味があるサンプルサイズ(ターゲット数)であることが必要です。
この数が適正かどうか計算するには一定の知識が必要ですが、簡単にいえば「サンプルサイズが少ないと誤差の影響が大きくなり、優位な差があるか判定できなくなる」ということになります。
あくまでも参考ですが、数百以上のサンプルサイズは必須でしょう。
また、AパターンとBパターンの出し分け設定やCVRの測定を行えるようにタグを埋め込む作業も必要になります。
ABテストの実施には専門的な知識と技術が求められ、経験がない人がいきなり実行することは困難だといえるでしょう。
しかし、最近は簡単な操作でABテストを実施できるツールも増えています。
次項では、ABテストツールを紹介していきます。
無料で使えるABテストツール3選
まず紹介するのは、無料で使用できるツールです。
1. LOGLY Audience Analytics(旧Juicer)
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| LOGLY Audience Analytics | 0円 | 基本プラン無料 オプション料金別途 | なし | ・リダイレクトテスト ・多変量テスト ・レポート出力 ・エディター機能 ・複数ページテスト ・パーソナライズ設定 ・テストの自動最適化 |
『LOGLY Audience Analytics』(旧Juicer)は、ABテストしたいページの指定から成果指標の設定まで、テストの手順全般を簡単操作で行える無料ツールです。(有料プランもあり)
ABテストだけではなく、ペルソナ分析やアクセスログ解析などの機能も無料で利用できます。
2. SiTest
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| SiTest | 無料 | 無料 有料プランもあり | あり | ・ヒートマップ解析 ・テスト機能 ・録画再生機能 ・パーソナライズ機能 ・レポート機能 ・ポップアップ機能 ・データ比較機能 ・EFO(エントリーフォーム最適化) ・アクセス解析機能 ・AIレポート |
『SiTest』は、アジア圏で導入サイトが70万を超えるランディングページ最適化(LPO)ツールです。
ヒートマップ解析や入力フォーム最適化(EFO)機能に加えてABテスト機能が搭載されており、Webサイトの最適化に貢献します。
HTMLやJavaScriptの知識がなくてもテキストの変更、ビジュアルの変更が可能で、専門知識がなくてもスピーディにABテストを実施できます。
ランディングページ最適化(LPO)について詳しく知りたい方は以下の記事で解説をしているので、あわせてご覧ください!
3. Ptengine
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| Ptengine | 0円 | 無料 有料プランもあり5,478/月〜(年払い)4,980円~ | あり | ・期間比較機能 ・コンサルティング ・ユーザーセグメント機能 ・ヒートマップ分析 ・パーソナライズ設定 ・外部ツール連携 |
『Ptengine』は、世界中で20万人以上が活用しているアクセス解析ツールです。
タグの実装から数分でテスト実施が可能で、ABテストもワンクリックで実行できる手軽さがポイントです。
有料のABテストツール9選
次に有料のABテストツールを紹介します。
ツールごとに機能、料金、得意とする内容が異なります。
自社に合ったサービスを検討するヒントにしてください。
1.ミエルカオプティマイズ
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| ミエルカオプティマイズ | なし | 要問い合わせ | あり | ・リダイレクトテスト ・ヒートマップ分析 ・ノーコードABテスト(同一URLテスト) ・クロスドメイントラッキング ・全面配信機能 |
『ミエルカオプティマイズ』は、さまざまなサービスを提供している株式会社Faber Companyが提供する、ABテストに特化したツールです。
ノーコードでのABテストやリダイレクトテスト機能があるため、プログラムやコードの専門知識がないメンバーでも容易にABテストを実施できます。
また、テストの結果、効果の高かったクリエイティブをそのまま全面配信する機能もあるため、スムーズにABテスト後の工程にも移行できます。
2. VWO(Visual Website Optimizer)
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| VWO(Visual Website Optimizer) | なし | 要問い合わせ | あり | ・簡易テスト作成 ・ヒートマップ ・マウストラッキング ・スピリットURLテスト ・多変量テスト ・セグメント設定 |
『VWO』はインド発のグローバルなABテストツールで、世界で6,000以上の企業で活用されています。
PCやスマートフォンといったデバイスごとにテンプレートが用意されています。
ABテストの他に多変量テストなども実施でき、ヒートマップ分析も可能、セッションリプレイなどでユーザーの操作を監視、分析することが可能です。
インドの企業ですが、日本に公式代理店があり、日本語でサポートを受けることもできます。
3. Optimizely
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| Optimizely | 要問合せ | 要問合せ | なし | ・ヒートマップ解析 ・テスト機能 ・録画再生機能 ・パーソナライズ機能 ・レポート機能 ・ポップアップ機能 ・データ比較機能 ・EFO(エントリーフォーム最適化) ・アクセス解析機能 ・ウェブ広告連携機能 |
『Optimizely』は、CMSやEコマース、スマートフォンアプリの最適化ツールとして、世界で9,000以上の企業が導入しています。
複数ページを横断したテスト、動的ページのテストにも対応しており、複雑なデザインやアクションに対するABテストも可能です。
4. DLPO
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| DLPO | 200,000円 | 100,000円~ | なし | ・A/Bテスト ・多変量テスト ・パーソナライズ配信 ・AIパーソナライズ機能 |
『DLPO』は、ABテストに加え、多変量テスト、AIパーソナライズなどに対応した、LPOツールです。
ABテストではコンテンツブロックごとの分析が可能になっており、より詳細な分析ができます。
専門知識がなくても使いこなせ、管理画面をPDF、エクセル形式などで出力することも可能です。
5. KAIZEN ENGINE
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| KAIZEN ENGINE | 要問合せ | 要問合せ | なし | ・A/Bテスト ・サイト分析 ・表示速度向上 ・アクセシビリティ向上 |
『KAIZEN ENGINE』は、UXを向上させるためのサービスを提供している株式会社Kaizen Platformが提供するABテストもできるツールです。
デザインや文言のパターンごとに比較したデータを直感的な視覚データで見られるため、初心者でもデータドリブンな改善を簡単にできるのが特徴です。
Kaizen Platformは、AIインテグレーターとして、AIを業務に組み込むサポートに注力しているため、AIの力も借りながらABテストなどを通じてUI UXの向上ができるでしょう。
6. Gyro-n EFO
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| Gyro-n EFO | なし | 15,000円~ | あり | ・入力フォームABテスト ・ログ解析レポート ・MAツール、SFAツール連携 |
『Gyro-n EFO』は、導入数6,000以上のエントリーフォーム最適化(EFO)ツールです。
既存のフォームを変更することなく、設定タグを貼るだけで利用できます。
SATORI、Pardot(Account Engagement)、Marketo、HubSpotなどのMAツールとの連携も可能です。
7. CVX
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| CVX | 要問合せ | 要問合せ | あり | ・A/Bテスト ・多変量テスト ・ヒートマップ解析 |
『CVX』は、インハウスLPO作成、運用に特化したLPOツールです。
ページ制作、分析はもちろん、数多くのテンプレートを用いたLPO作成が可能です。
ABテストも容易に実行できるので、その結果に応じて、スピーディな改善が可能になっています。
8. Adobe Target
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| Adobe Target | 要問合せ | 要問合せ | なし | ・リダイレクトテスト ・多変量テスト ・レポート出力 ・複数ページテスト ・パーソナライズ設定 |
『Adobe Target』は、『Illustrator』や『Photoshop』で有名なAdobeが提供するデジタルエクスペリエンスプラットフォームです。
ABテストや多変量テストが可能で、パターン比較を通してページの最適化を実行できます。
『Adobe Analytics』と連携すれば、『Adobe Analytics』で設定したユーザーセグメントを利用できます。
9. Flipdesk
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 無料お試し | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| Flipdesk | 50,000円 | 50,000円 | なし | ・ターゲティング ・A/Bテスト ・表示回数制限 ・予約配信 ・チャット |
『Flipdesk』は、チャット、ポップアップを利用したWeb接客ツールです。
サイトに埋め込んだタグによってユーザーの行動を自動解析し、その中でABテスト、ターゲティング、予約配信などの機能があります。
ABテストツール選びのポイント
前項でABテストが実行できるツールを紹介しましたが、その種類はさまざまです。
ABテストに特化したツールは少なく、メール配信やLPO制作の機能の他に、ABテストなどのテスト実施、解析、分析ができるものがほとんどです。
自社でどのように運用するのかを考えてツールを選ぶ必要があります。
ここではABテストのツールを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
1. 機能は目的にあっているか?
前述のように、自社の使用環境、目的に合ったABテストができるかどうかが、最も重要なポイントです。
メールのABテストが中心なのか、ランディングページ(LP)なのか、あるいはその両方か、サイト全体のテストも考慮するのかによって選択すべきツールは異なります。
Webサイトの情報やダウンロード資料では分からないことも多いので、企業に直接確認を取ることも重要です。
無料お試し期間があるツールは、ぜひ試してみることをおすすめします。
2. サポートに満足できそうか?
ツールを活用する場合、重要なポイントの1つがサポートの質です。
自社にITに詳しい人材がいるか、HTMLなどに詳しい人材がいるかどうかによっても、必要なサポートの質は変わってきます。
ABテストツールは海外のものも多く、日本語でのサポートが期待できるかどうかもチェックするポイントになります。
海外のサポートしかない場合、英語に対応できたとしても時差の問題で迅速な回答が得られない場合もあります。
有料サポートを提供している会社もあるので、それも踏まえて検討していくとよいでしょう。
3. 他のシステムと連携できるか?
現在自社で活用しているLPやWebサイト、顧客管理システム、営業支援ツールなどと連携できれば、高度なテストを実施できるだけでなく、テスト結果を施策に反映するスピードが上がるでしょう。
もし自社が活用している他のサービスと連携できない場合、データの移行を手作業で行ったり、そもそも移行もできないままで導入しているサービス全体を見直すことになったりと、無用な手間がかかってしまいます。あらかじめ自社の環境を確認して、導入するツールを選定しましょう。
まとめ
本記事では、ABテストを実施できるツールを紹介しました。
通常の分析では、「過去のユーザーの行動」を知ることができますが、まだ実施していない施策については予測することしかできません。
ABテストなどのテストを実施することで、その予測の精度は飛躍的に向上します。
ぜひツール導入を検討し、施策の改善に生かしてください。
またニジボックスでも、ABテスト実施による改善のご支援を行っております。下記にて事例を紹介しているので、ぜひこちらのページもご覧ください。
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上記の実績以外にも、下記資料では、ニジボックスがクライアント課題に伴走する中で磨き上げてきた、ユーザー視点を重視したUXデザインのプロセスや、ご支援事例の一部を紹介しています。
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監修者
丸山 潤
コンサルティング会社でのUI開発経験を持つ技術者としてキャリアをスタート。リクルートホールディングス入社後、インキュベーション部門のUX組織と、グループ企業ニジボックスのデザイン部門を牽引。ニジボックスではPDMを経てデザインファーム事業を創設、事業部長に就任。その後執行役員として新しいUXソリューション開発を推進。2023年に退任。現在TRTL Venturesでインド投資・アジアのユニコーン企業の日本進出支援、その他新規事業・DX・UX・経営などの顧問や投資家として活動中。



